「この家に住んで良かったと、35年後に感じてもらえる家をつくる。」
それが自分たちの使命だと考え、家づくりをされているのが、鹿児島県の工務店・新屋建築さん。
新屋建築さんはいくつかのスタイルの家づくりプランを用意しており、お客様が暮らしに合うプランを選んで家づくりを行います。
今回写真をお送り頂いた事例は、「アイアン家具のついた家」というプランをベースにしてつくられたお住まい。
無骨で男前なイメージを持ち合わせたテイストで、クラシックタイル、ビンテージ照明、足場板などのアイテムを使い、極め付けはオリジナルのアイアン家具が用意されているという、アイアン好きには堪らないプランです!
まず気になるのが空間と空間の仕切りとして使われているアイアンフレームのガラス引き戸。
こちらのフレーム、実は木枠に『アイアン塗料』が塗られてるんだそうです!
言われないとわからないほど、重厚感ある質感に仕上がっていますね。
ガラス引き戸という空間を完璧に区切らないアイテムで開放感を得ながら、『アイアン塗料』のブラックで空間も引き締めもするという、絶妙な仕切り方です。
水回りには『ハニカムタイル』。
マットホワイトに黒目地の壁と、タオル掛け・コンセントの黒が、お互いに魅せ合っていてそそられます。
こんな素敵な洗面だと、掛けるタオルや置くハンドソープにもこだわりを持ちたくなりますね。
タイルはお住まいになる方が自分でお選びになったそうです。
自分が住む家の材料を、自分好みの物で選べたら愛着もひとしおですね。
水回りは『ハニカムタイル』の他に『工業系レセップ』も使っていただきました。
『工業系レセップ』は物自体は武骨な印象ですが、古木フレームのミラーと合わせていただくと温かみも感じられる空間になります。このコンビは個人的にベストカップルだと思いました!
水回り以外の場所にも『工業系レセップ』と『アイアン塗料』を使っていただきました。
『工業系レセップ』は壁に、『アイアン塗料』は一体どこに、、、と思ったら、なんと巾木に塗られていました!
窓のサッシも塗装したそうで、統一感が生まれています。
巾木に『アイアン塗料』、思わぬアイデアでしたが、とてもいいですね!
足元に黒があると空間が引き締まりますし、床のタイルと白壁のいいつなぎになっています。
たくさんの写真を送っていただき、どのお部屋も細かいところまでこだわられているのが伝わる素敵なお家でした。
特にアイアン素材の取り入れ方は、とても参考になりました。
(梅川)
株式会社新屋建築
家だけではなく 暮らしそのものを楽しむ住まいづくりです。
それぞれの家族の「スタイル」を形にします。
鹿児島県出水市出水駅の目の前にて、ライフスタイルショップ「GOOD LIFE MAKER8」を運営中。