ヨーロッパの建物にありそうステキな扉の事例写真をいただきました。
アイアンで作られているの?と思う、この扉、
すばらしきDIYユーザーの女性Kさんの手作りなのです。
beforeはなんと下の状態。
廊下にある、よくあるつるっとしたクローゼット扉です。
それにモールディングという、縁取りを取付けて
黒く塗装。くりぬかれた部分も、少しグレーがかって見えるよう調整して塗装。わざとむらっけを出しているのがポイント。
そして、リリーフの描かれた部分ですが、なんとこれ、木をくりぬきパネル状にしたものなのです。
Kさんが書いたラフスケッチをもとに、wood artist HIKOさんに依頼されて作られたもの。
本物のアイアンの近いイメージをもたせるため、模様の細い部分は、9mmの太さで作ってあります。
「アイアンパネル」で検索をすると、色々なデザインのものが見つかるのですが、サイズや好みにあったものは、なかなか見つからないもの。これなら、ご希望のパターンで、ジャストサイズのものが作れます。
この木のパネルに、アイアン塗料を塗ります。
2度塗りの際は、わざと薄めず、ぽんぽんと厚みをだして、ロートアイアンっぽさを演出。
既にベースが木であるとは思えません…
把手も、重厚感あるものをあわせて完成。
そして、beforeの写真と比べて見ていただくと分かるのですが、重厚な扉にあわせて、さらに一番外側に飾りの枠を回しているのです。
Kさんのブログを拝見していると
「あこがれのお店のこの扉のようなデザインにしたい!」
といったイメージをしっかりお持ちで、研究熱心。
こうした世界観がつくれるのは、モールディングや、エイジングの塗装など
細かい部分へのこだわりと、根気よい作り込みの賜物ですね。
おみそれいたしました。これからも、ステキなお部屋に育っていくのを楽しみにしています!
KさんのブログのDIYコーナーは、シャビーシックな世界観好きな方、必見です。
「Mummy’s Sweet Home」テーマ:DIY