正面に窓がひとつもない真っ白な箱のようなお家。
目の前にバス停や学校がある立地上、プライバシーを守るため、あえて正面には窓を無くし玄関を奥まった位置に設置したのだそう。
2階に設けられたリビングは、大きなバルコニーとつながった日当たりのいい開放的なつくり。外からの人目を気にすることなく、気ままな時間を過ごせそう。
第二のリビングとして、大活躍しそうなバルコニー。
家族みんなでBBQをしたり、ガーデニングを楽しんだり、お風呂上がりにビール片手に星空を眺めたり、家族で過ごすたのしい時間が増えそうです。
テレビの背面は、杉板浮造りの木目加工を施したモルタルの壁を採用。無機質な材に木目の自然な表情が浮かび上がり、上質な雰囲気が漂います。
キッチンの腰壁と背面の造作カウンターもモルタル調の塗装仕上げ。グレートーンのシックな背景に、淡い色の家具が映えますね。
露出配管で繋いだ「工業系レセップ」の連灯使いが印象的です。
家事がはかどりそうなランドリールームを兼ねた広々とした洗面室。洗面ボウルが2つあるので朝の慌ただしい時間でも争奪戦にならずにすみそうです。
寝室はヘッドボードを立てることで、くつろぐスペースと身支度するスペースを上手く分けたレイアウトになっています。
枕元に携帯を置けるスペースがあったり、朝日を感じて目覚められるよう窓の配置が考えられていたり。暮らしをイメージして丁寧に設計されているのが伝わってきます。
ヘッドボードの裏には便利なドレッシングカウンター。
大容量のウォークインクローゼットに使われているのは、「オーダーマルチバー」と「レールダウンライト」です。主張のないシンプルな照明ですが、位置を調整できるのでとても便利。
旦那様の趣味部屋を思わせるガレージには、メカニカルな雰囲気が似合う「アメリカンスイッチ」を採用いただきました。
最後に夜の様子をご紹介。奥まった玄関から光が漏れて、門の影がとっても綺麗。
どうしたら心地よく暮らせるか、よく考えてつくられたお家。
家族が思い思いに楽しみながら暮らす様子が浮かんできます。
(ヤマキ)