シャープな印象のステンレスキッチンに合わせられているのは、グリッドが効いた真四角な白いタイル。
白を基調としながら、黒い配線ダクトや建具を入れることで空間が引き締まって、明るすぎない落ち着いた空間に仕上がっています。
そんなキッチンの反対側は、躯体現しの壁。
粗々しい質感や接着材の跡がまるでアートのよう。空間のいいアクセントになっています。
脇にある個室は、パーテーションで仕切るタイプのもの。もちろん開け放して空間を広く使うことも可能です。
ワークスペースにしたり、子供を遊ばせるスペースにしたり。その時々やライフスタイルの変化にあわせて、色々な使い方ができそうです。
続いてご紹介するのは、キッチンとお揃いのタイルで仕上げられた洗面空間です。
ソリッドな雰囲気に合う『メタルフレームミラー』を採用いただきました。
黒皮のフレームと『工業系レセップ』は相性ぴったり。
シンプルに整えられた空間に、適度なラフさが映えています。
住まい手のスタイルによって、どんな色にも染まりそうな懐深さが感じられるお家。
どんなスタイルに仕上がったんだろう…と、住んだその後が気になります。
(ヤマキ)
ツバメクリエイツ株式会社
東京・さいたまを中心にリノベーションの設計・施工を展開。『古くて新しい』をキーワードに、中古マンション・戸建住宅・ビルなどのリノベーションからインテリアコーディネート、オーダー家具までワンストップで対応しています。