toolboxでは、先日学生さん向けにオンラインインターンシップを実施しました。
その参加者である一人から、「実は、toolboxで商品を購入させてもらってます」とお話が。
大学がオンライン授業になったことをきっかけに、ご家族と暮らしている自宅をDIYで少しずつリノベーションしているのだそう。
「一体どんなリノベーションを!?」と気になって仕方がないので、早速写真を送っていただきました。
写真を見てびっくり。まさかキッチンをDIYしていたとは…!
こちらは制作途中のお写真。もともとのシステムキッチンにはどうも愛着が湧かず、自分でつくってみることにしたのだそう。
自らデザインを考え、ご両親に意見をもらいながら調整したとのこと。特にお母様からは、「食器用の引き出しが欲しい」「ゴミ箱は隠したい」との具体的な要望があったそうです。また、ご家族皆さん身長が高いことから、キッチンの天板は床から900mmに設定。
家族の要望に沿って、丁寧につくられているんですね。
私は大学で建築を専攻していたんですが、当時実家に住んでいたので、私も実学を言い訳にいろいろ手を加えておけばよかったー!と少々後悔。大学生の時は時間のたっぷりある方も多いかと思うので、思い切って実家をリノベーションしてしまうのも楽しいかもしれません。
そして、実際に完成した様子がこちら。白の空間に、杉材など柔らかい色味の木材がバランスよく取り入れられていて、とっても素敵です。
天板は、「オーダーキッチン天板 スクエア826シンク」を使用。シンク上に見えるのは、「ハンガーバー φ6 ステンレス W600」です。
天板、把手やタオルハンガーなどのパーツはステンレスで統一され、明るい色の木で作られたキッチン空間を引き締めています。
「主張させるよりも、周りに馴染むようなキッチンにしたい」とデザインを考えたそう。もともとある木のドアも含めて、空間にまとまりが生まれています。
柱にあるブラケットライトは、「工業系レセップ ソケット01」と「フロストLED電球 φ60(E26)40W相当 スノー 2600K電球色」を使用しています。光が壁面の漆喰の表情によって柔らかく反射していますね。日中と夜では、また違った空間にいるような気持ちになりそうです。
清潔感のあるキャビネットは、深さもしっかりあり使いやすそう。シンプルなデザインのため、食器が映えて見えますね。把手には、「把手の金物 φ9 ステンレス W150」が取り付けられています。
なんと、こちらのキャビネットも引き出しから全てDIYで制作したとのこと。こだわりのポイントは、奥のものを取り出しやすいように、3段引きのスライドレールを使用したことだそう。
どうやったらイメージを具体化できるのかを追求していく中で、プロも使用しているレールに辿り着いたんだとか。
自らの理想を追い求めて、自らデザイン、施工まで手がけたキッチンでの暮らし。購入して手に入れたものとは比べものにならないくらいの愛着が湧くこと間違いなしですね。とっても素敵な事例をありがとうございました!