ダイニングテーブルを探していたSさん宅に、角パイプフレーム脚を採用いただきました。
通常の角パイプフレーム脚は四角い枠組みに4つの脚が伸びているだけのシンプルな形ですが、こちらは枠の中に2本の繋ぎを施しました。
何を隠そうこのテーブル脚は特注品。幅が2400mmもあるんです。幾度もメールをやり取りし、スケッチを描いたり、Sさんと構想を練りました。
天板も3分割したものを並べて取付けています。
写真を見て分かるように、木目をズラして組み合わせることで良いアクセントになっています。
取り付けの際のお写真もいただきました。
天板を分割しているため、繋ぎ部分のビス穴は1カ所に2つずつ開けています。
25mm角の華奢な脚に18mmの薄い天板……、スタイリッシュダイニングテーブルの完成です。
天板はシナアピトン合板を採用したそうで、木口から見られる積層がとても綺麗。
自作テーブルで食べる朝食、気持ちが良さそうですね。
角パイプフレーム脚はあえて錆び止めや塗装はしていないそう。
徐々に錆びていく鉄独特の風合いを楽しんでいただけるかと思います。
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