フリーアドレスのオープンなオフィスに現れたプライベート空間。
「テレフォンボックス」の事例写真をいただきました。
写真を送ってくれたのは建築設計事務所のOpen A。
toolboxのグループ会社でもあります。
Open Aのオフィスは写真の通り、楽しい仕掛けが随所に潜んでいて、好きな場所で好きなように仕事ができる、まるで公園のように居心地がいい空間です。
自分たちのオフィスとして以外に、シェアオフィスとして場所を貸し出していたりもするので、普段はオープンで自由に仕事をしつつも、誰にも聞かれないように電話したいときや、こもって仕事したいときなんかにはテレフォンボックスは重宝されそうです。
かく言う私は、囲まれてると落ち着くタイプなので、もしtoolboxにあったら常に入って仕事がしたいです。笑
このテレフォンボックス、最初の写真で気づいていた人もいるかもしれませんが、ゲームセンターなどにいるUFOキャッチャーが付いています!
と言うのも、そもそもの原材料がこの使わなくなったUFOキャッチャー。
これをリノベーションして作ったそう。
よく見ればテレフォン“キャッチャー”
動かすことはできないそうですが、見てると思わず動かしてみたくなるから不思議です。
ここからは使ってもらった商品の紹介を。
導入してもらったのは『アイアン塗料』『足場板』『BRIWAX』『黒板塗料』『イージーロックフローリング』です。
まず外装のグレーの部分には『アイアン塗料』のシルバーグレー。
個人的にこの色が一番好きなのですが、適度なムラでさらにいい感じに。
黒い部分には『黒板塗料』が塗られていて、メモ書きができるようになっています。
『足場板』と『BRIWAX』はデスクの天板に。
ラスティック色のBRIWAXで足場板に深みが増しています。
最後に、BOX内の床に『イージーロックフローリング』。
天然の木が床にいてくれると、窮屈な感じがなくなり、居心地良い空間になりますね。
このテレフォンボックスもそうですが、Open Aのオフィスには「元ゴミ」たちがそれはそれは魅力的な家具として活躍しています。
住宅もそうですが、オフィスらしい空間。なんてものはないのかもしれません。
Open Aにとってのオフィスの形が見える、楽しい事例をありがとうございました!
(梅川)
株式会社オープン・エー | Open A
住宅、オフィス、公共施設、公共空間のリノベーション。
設計業務の他、メディアや不動産などを横断しながら活動しています。
toolboxのグループ会社です。