今回ご紹介するのは「広さがあっても細かく部屋が分かれていて、開放感を感じられなかった」という悩みをリノベーションで解決されたお客様の事例です。
まずはリビングダイニングから覗いてみましょう。
もともとあった間仕切りを撤去しリビングを広げた上、さらに右奥に見えるライブラリーまでゆるくつながりを持たせたのだそう。
開放感を感じられる一体感のある間取りになっています。
リビングとの間を仕切るグレーの壁は、実は構造上どうしても撤去できない下がり壁や袖壁。だったらいっそのこととRにし、アクセントカラーで仕上げたのだとか。
あえてこうしたようにしかみえない…… その位、空間のいいアクセントになっています。
内装のテーマは、「上質な大人の空間」。
白をベースに木の落ち着いた雰囲気で整えられた空間はまさにそのテーマ通り。
カウンターやテレビ台、ライブラリーの本棚などは、全てチーク材で揃えてつくられたオーダー家具。色合いが統一され、洗練した印象になっています。
「せっかくリノベーションするなら、ぜひ取り入れたい!」と設けられたライブラリーは、リビングとゆるくつながりつつも、お気に入りの本を読んだり趣味に没頭したりと、自分の時間をじっくり楽しめるスペースになっています。
ライブラリーの奥にあるのは、部屋干しができる便利なインナーテラス。
こちらに『アイアンハンガーパイプ』と『工業系レセップ』をお使いいただきました。
年を追うごとにライフスタイルや好みは変化していくもの。
だからこそ、そんな小さな変化に寄り添ってくれるように、内装はなるべく流行に左右されない「シンプル」なものがいいと考える方は多いと思います。
ただ、せっかく家をつくるのにシンプルだと味気なく、つまらないものになってしまうかも…… と心配される方もきっと多いはず。
どこにどう手を掛ければ雰囲気のある空間がつくれるか。
今回の事例は、「上質な大人のシンプルな住まい」のヒントにしていただけるのではないでしょうか。
(ヤマキ)
株式会社スタイル工房
スタイル工房は、リフォーム・リノベーション・新築を設計から施工まで一貫して請け負う、住まいづくりの専門店。
お客様に寄り添い「こんな暮らしがしたい」というお客様の想いを、経験豊富なプランナーが最良の選択肢やオリジナルプランで実現します。