お料理好きな方の中には、レストランの厨房のようなステンレスのキッチンに憧れる方もいるのではないでしょうか?無駄のないデザインが潔くてかっこいい。清潔感があって機能的なキッチン空間。

今回ご紹介するのは、まさにそんな厨房のような雰囲気のオールステンレスのキッチンの事例です。

キッチンには壁付け型や対面型などさまざまなタイプがありますが、今回のキッチンは、コの字型。

広いワークトップは作業しやすく、動線が非常にスムーズ。集中してじっくり料理を楽しみたい!という方に向いているキッチンと言えます。

存在感のあるキッチンにも関わらず圧迫感を感じないのは、空間に馴染むステンレス素材だからこそ。モルタル調の壁やタイルの床など、全体をモノトーンでまとめたスタイリッシュな佇まいは、キッチンが主役の空間ながら一切生活感を感じさせません。

スツールを置けばカウンターテーブルとしても使用可能。まるでお店の雰囲気さながら、友人を招いて自慢の料理を振る舞うことができますね。

照明やレンジフードも抜かりなくステンレスで統一。

料理が好きだから、キッチン空間をリビングのように居心地よく仕上げたいという方もいれば、よく使う場所だから機能重視!と選ばれる方もいる。

好きの表現は人それぞれ。その選択のバランスにその人らしさが現れる気がします。

(ヤマキ)

有限会社マナベ建装

福岡県福岡市を中心に、リフォーム工事や住宅診断(インスペクション)、新築戸建住宅の内装工事(壁紙クロス、床、カーテン)を行っております。

関連する事例記事

あわいをたゆたう家
あわいをたゆたう家
必要な機能を配置したら、間を土間と路地で繋ぐ。その路地が行き止まりなく外まで貫通していく家。家の中と外の境界を曖昧にするような戸建てリノベーション事例です。
実家と庭と、あたらしい住まい
実家と庭と、あたらしい住まい
今回ご紹介するのは、ご夫婦と子供2人の4人家族のお住まいです。 子供の成長を機に賃貸マンションから一軒家を検討する中、ご主人のお父様の提案で、実家の広い庭を分割して新たに家を建てることを決められたそう。既存の庭をなるべく残すため新築はコンパクトにしつつ、豊かな暮らしをつくる工夫が詰まった住まいをご紹介します。
ずらして、映して、灯して。移ろいに目が向く住まい
ずらして、映して、灯して。移ろいに目が向く住まい
30代男性がリノベーションした64㎡の住まい。一見すると、無駄な要素を取り払ったミニマルな空間ですが、目を凝らすと日々の移ろいを享受するための工夫が散りばめられていました。
「好き」の中に暮らす
「好き」の中に暮らす
お施主さんとその娘さんが二人三脚で進めたマンションリノベ。自分たちにとっての居心地の良さを大切にしてつくったインダストリアルな空間で、趣味であるサバイバルゲームの道具と共に暮らす住まいです。