梁が黄色い!椅子も黄色い!
壁にも本棚にも偶然含め黄色モノがちらつく、「らいおん建築事務所」のオフィスで素材感あるアイテムを採用いただきました。

さて、この写真、どこにtoolboxアイテムがいるか分かりますか?

黄色い梁をくぐり抜けた一番奥の窓上にご注目。
シンプルな白い扉に、四周を囲むラーチが印象的な『ラーチの吊り戸棚』を採用いただきました。お客様用の食器類などを仕舞う場所として使っていただいているのだとか。

下には、ステンレスの塊のような『ミニマルシンク』も。

「通常のキッチン吊り戸棚だと、躯体現しの天井に真っ白い壁のリノベ空間には合わない。もうちょっと荒い感じで、素材そのままが見えているような雰囲気がよかった」と、採用理由を教えていただきました。

上のフロアはスタッフの執務スペースに。元々は、和室の住居だったこちらの物件。あえて、元の天井の切替などを残したまま使っています。

この天井から床にかけてコの字にくり貫かれたような木が剥き出しの部分、何か分かりますか?

実はこれ、押入だった部分を床だけラーチの板を敷いて補修したもの。お客様の物件だと提案は出来ないけれど、自分たちが使うスペースだったので下地そのままパッチワークな感じも面白いかと、そのままにしてあるそうです。確かに、この角度から見ると、見事に押入スペースだったことが分かって面白い!

らいおん建築事務所は、まちに開かれたパン屋もやっているユニークな建築事務所。

建物の1階では、「神田川ベーカリー」という緑のタイルが目印の美味しいパン屋さんを営業中。

toolboxの目白のショールームとは駅の逆側になりますが、ショールーム周辺のお店を紹介する「MEJIRO MAP」でも右下の方にご紹介させていただいた、ご近所スポットなのです。しっとり美味しい塩パンはじめ、季節ごとに変わる魅惑のラインナップ。気になる方はぜひ足をお運びください。

(来生)

※事例で使われている『ラーチの吊り戸棚』は、旧仕様のW1200サイズです。

株式会社らいおん建築事務所

「ほしい暮らしは自分でつくる」をテーマにして個人の住宅、店舗、オフィス、公共施設やまちづくりまで、幅広くリノベーションや新築に取り組む設計事務所。空き家や空きビルの再生も事業的な側面から考え企画・設計・施工の監理まで一貫して行っています。

また、自社ビルオフィスの1階でまちに開かれたベーカリー「神田川ベーカリー」の経営も行っています。

紹介している商品

関連する事例記事

タイルが彩る10人家族のお家
タイルが彩る10人家族のお家
10人家族の賑やかな話し声と足音が聞こえてきそうな広々とした抜け感のあるお家。 使い込まれた風合いのある素材とそれぞれに個性のあるタイルが、物語性を感じる空間をつくり出していました。
セメントタイルと寄木が織りなすベトナム情緒
セメントタイルと寄木が織りなすベトナム情緒
2×4工法の中古戸建てのリノベーション事例。ベトナムの「セメントタイル」や寄木の床などを使った異国情緒漂う空間に、toolboxの木のキッチンがなじんでいました。
偏愛と変化をおおらかに受け止める、築50年の“大きなおもちゃ”
偏愛と変化をおおらかに受け止める、築50年の“大きなおもちゃ”
30代夫婦のマンションリノベーション。ライフスタイルの変化に対応できる余白を残しつつも、お互いの好きなものをたっぷりと詰め込んだ、2人だけの秘密基地です。
差し色に妙あり!意外な部分を配色の味方に
差し色に妙あり!意外な部分を配色の味方に
巾木、床の見切り材、タイルの目地……時に“脇役”ともされてきた要素を味方につけて、オリジナリティ溢れる配色に仕上げたお家をご紹介します。