お子さんが社会人になり子育ても一段落。愛車のジムニーに乗って、ご夫婦でのゆったりキャンプを楽しむようになったというお客様。

ジムニーで過ごす時間をより快適にするべく、窓辺にミニ棚をDIYされました。

こまかい工夫や奮闘の詳細と、行く先々でのステキな写真をご紹介します。

棚板は、2cmの厚みのオークの無垢材を使用。

リアシートを立てた状態でも干渉しないようにと、奥行き180mmが割り出され、サイズは400×180mmに決定。

知人にカットしてもらった後は、長く使えるものにしたいと、丁寧にやすりがけをして、角には丸みを持たせました。仕上げは木目が引き立つようにと、ワックス塗布。何度か繰り返し、好みの具合にしていったそうです。

棚受けは、奥行き180mmの棚板を畳んだ時に金具が見えてこないようにと、150mm前後の短めを探すも、なかなかこのサイズの商品は出回ってなく……。

『メカニカル棚受け』の150mmタイプを見つけ、「希望のサイズ!しかも、大好きなブルーグレー!早く実物が見たい」と即ご注文をいただきました。1個930円というお手ごろな値段も魅力ですよね。

一番ドキドキしたという、電動ドリルの孔開け作業。

棚受けのネジ孔をジムニーに合わせて各1箇所ずつ拡張しなければならなかったのだとか。失敗したらと思うと、本当にドキドキですよね。

車体の形状に合わせて、ゴムを貼り付けたり、ワッシャーをかませて微調整。

ジムニーには一番上の穴だけで固定している。

ジムニーは元々、車内にアクセサリーを取り付ける用の穴が何箇所か設けられているのですが、今回はそこを利用して止めています。

棚板を固定したらついに完成!

リアシートを起こしても使える絶妙なサイズ感!

ただ、何事も一発でうまくはいきません。

折り畳んだまま走行すると、金具が「カタカタ」と鳴るのが気になるように。そこで、100円ショップでバンドを購入、金具のところへはさんで固定することで解決。いやー最近の100均はシンプルで工作に使えそうなアイテムが本当にいっぱいありますね。

走行中はバンドで固定。カタカタという音を抑えこめました。

では、ここからは、いただいた旅先でのステキな風景とともに、窓辺の棚が活躍する様子をいくつかご紹介しましょう。

生まれ育った馴染みの海は、疲れた時やぼーっとしたい時によく珈琲を飲みにいく場所なのだそう。海をぼんやり眺めているだけで、気持ちが静まりそうです。

こちらはリアシートを倒して車中泊をしている時の様子。枕元にちょっとした棚、大事ですよね。

河原に椅子を並べてくつろぎ中。バックドアを開け放ち、タ–プ代わりの空間に。

景色のいい場所に立ち寄って、ちょっと休憩。そんな時に、わざわざ作業台をださなくてもいいのが魅力的。

最後は、先ほどの河原にかかる沈下橋を通過中のジムニーと菜の花畑。
うっとりするような景色ですね〜。あぁーーキャンプに行きたい!とうらやまし過ぎて心の声が駄々漏れてしまいます。

自分の家同様、愛車もカスタマイズしていくことで、そこで過ごす時間がより豊かになるなぁとDIY心うずくステキな写真たち。ありがとうございました。

(来生)

これを読んでジムニーが欲しくなった方、必見!お客さまのInstagramには、愛車での楽しい暮らしがぎゅっとつまっています。
 @sierra_0308

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