お住まい中のマンションの、キッチンを一新したいというご相談をいただきました。
キッチン本体の交換というお話でしたが、最終的にはキッチン室全体の使い勝手をアップデートしようということに。
併せて、古いですが雰囲気のある浴室の、浴槽交換もお手伝いさせていただきました。
キッチンは、明るい雰囲気が出るよう『木製システムキッチン バーチ』を採用しました。
横幅がW1800とコンパクトなキッチン室なので、収納力を考慮して『オーダー吊り戸棚 バーチ』を設置。
タイルはフロストにかえ、白目地を採用することですっきりとした印象になっています。
レンジフードは、『フラットレンジフード ステンレス』を採用。
実はステンレスのレンジフードは、バーチ材と相性抜群なんです。
ダクトを隠す幕板も、キッチンと同材のバーチを現場加工で取り付けました。
アクセサリーはステンレスをベースとして、手元灯に『モデストレセップ ブラック 』を入れてアクセントをつけています。
広さが十分ではないものの、キッチンの背面には可能な限りで造作収納を設置。
ポリ合板の木口にオーク材を巻いた棚板は、現場で造作したオリジナルの仕様です。奥行きの深すぎない棚板には、『棒棚受け 白ツヤ角』がスッキリとちょうど良く納まります。
その棚下には、電子レンジや炊飯器などが置ける奥行きの収納を造作し、空間を最大限利用しています。
キッチンを出て浴室に目を向けると、ドーン!と存在感のある浴槽が。
古くなった浴槽を、少しボテッとつるんとしたフォルムが特徴の『鋳物ホーロー浴槽』へ交換しました。
昔ながらの既存タイルによくマッチしてますし、底が深いので肩までしっかり浸かれるのも、嬉しいポイントです。
ご自分で手を動かすこともお好きなお施主様。キッチン室の壁や天井はご自身で塗装されるとのこと。
今回のプチリフォームをきっかけに、ちょこちょこと手を加えていかれることでしょう。今後の変貌も楽しみです。
現場からは以上です。
ツールボックス工事班|TBK
toolboxの設計施工チーム。
住宅のリフォーム・リノベーションを専門に、オフィスや賃貸案件も手がけています。
ご予算や目的に応じ、既存や素材をうまく活かしたご提案が特徴です。
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