ご使用いただいたのは、壁に貼ったり家具に貼ったりと、何かと出番の多い『スライスウッド』。
今回は、ウォルナットを購入後、お客様自身でワトコオイルを塗り使用されたとのこと。
どんな素敵な使い方をしてくださったんだろうとワクワクしながら写真を拝見すると……「あれ、何かが違う!」と見覚えのない壁出現。
お聞きすると、スライスウッドの反り止めの溝がある面を表にして、トイレの壁に貼られたとのこと。
これは予想できなかった。
通常の貼り方と比べると、ヴィンテージ感のある大人な印象を受けます。
天然木ならではの表情がリブパネルのようなスリットが入ることでより細かくなり、空間を豊かにしてくれています。私の家にも貼ってみようかな。
横から見ると、継ぎ目がわからないほどきれいに貼られています。
壁の幅が少し長く、両端に5ミリずつ隙間ができてしまった部分は、工作用のウォールナット材を用意して埋められたとのこと。
違和感なく綺麗におさまっています。細部まで気を配られた仕上がりがお見事。
まさかこんな使い方があるなんて……、私も創作意欲が湧いてきました。
スライスウッドの新たな一面を見せてくれるユニークな事例でした。
(モリムラ)