賃貸のマンション暮らしが手狭になってきて、郊外に戸建てを買うことを決めたご夫婦。

やりたいことがいっぱいある中で、なるだけ予算に負担をかけず、好きなものを詰め込んでいった事例です。早速ご紹介していきます!

独立していたキッチンをオープンにして、開放的になったLDKは約21畳。
リビング、キッチン、ダイニングの三方の窓から光が差し込む明るい空間になっています。

天井が木造現しになっていて広々とした印象。

こちらはリビングのコーナーにある出窓。初めて現場を見に行ったとき、ここに絶対ベンチを作る!とお施主さんに提案をしたそう。今では、ここがお施主さんの読書をする定位置になっているそうです。

玄関からリビングに繋がる入り口です。ここも、完全に見えない扉で区切ってしまうのではなく、『木製ガラス引き戸』を入れて、視界は通せるように、抜け感が作られています。

実はこの『木製ガラス引き戸』は、お施主様のこだわりで施主支給で入れたものなんだとか。
玄関入ってまず目にし、お家の印象をも与えるそんな場所に……光栄です!

玄関からつながるもう一つの開口には、土間空間が広がります。
予算バランスを考慮し床はモルタル調のフロアタイルを採用しています。

さらに奥へ進むとご夫婦の趣味であるキャンプグッズの収納場所が。
掃き出し窓の横にあるので外から直接出し入れできるように工夫してあります。

気持ちよくリラックスできるリビングキッチンのスペース、趣味道具を置いておける場所、水回りと、ご夫婦にとって必要な居場所が出来上がり、やりたいことが詰まった、豊かな暮らしが実現した素敵な事例でした!

(オビ)

株式会社美想空間

美想空間が得意にしているのは、戸建てリノベーション。毎日のふとした時間に豊かさを感じられるような、日常の余白=「あそび」を楽しむことができる、「あそび」のある暮らしを提案します。また、自社で運営するリノベーションのショールーム複合施設『KLASI COLLEGE(クラシカレッジ)』では、そんな「あそび」のヒントになるような普段の暮らしがちょっと楽しくなるワークショップやイベントを開催したり、美想空間のスタッフ自ら選書した本コーナーを展開しています。

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