今回ご紹介するのはオープンな洗面空間の事例です。
通常、洗面台は脱衣所の中に設置されることが多いですが、今回の物件は脱衣スペースが非常に狭く窮屈な間取りだったため、脱衣所に無理に入れ込むことはやめて思い切って外に出すことにしました。
配置したのは玄関の真ん前。
思いっきり目立つ場所なので、生活感がでないよう選んだのは、家具のような雰囲気の「ミニマル洗面台」(このプロジェクト用の特注仕様になります)。淡いグレイの「水彩タイル」をあわせて上品に仕上げました。見せたくない細々したものはボックスミラーの中にしまうことができます。
タオル掛けに選んだのは「棒棚受け」。写真のようにグリーンを掛ければ、アイキャッチにもなります。
外から帰ってきてすぐに手洗い・うがいができるというスムーズな動線も思えばすごく魅力的。明るく開放的な空間で歯磨きをしたらシャキッとした朝が迎えられそう……!
狭い脱衣スペースから解き放たれたことで、気持ちのよい洗面空間が生まれました。
(ヤマキ)
紹介している商品
- 写真の「壁付けセパレート混合水栓 洗面用 クローム L178」は仕様変更前のもので、現在販売しているものとは仕様が異なります。
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限られた敷地で実現した、暮らしの機能と余白が織りなす豊かな暮らし
キッチンや洗面、洗濯機置き場などの水回りを「ユーティリティ」としてまとめ、機能面積を節約。その分、大きな余白空間を設けることで、暮らしにゆとりと豊かさを生み出した事例です。