ガーゼカーテンはtoolboxで扱っているカーテンの中でも重量が軽く、華奢カーテンレールやお好みによっては木製カーテンレールと一緒に使っていただく組み合わせが人気です。
今回使用されたのは、現場にてお客様が用意された金属製のワイヤー直径1.5mm。できるだけ吊り元を見せずにと、窓枠の納まりにもこだわりを感じます。
理想の納まりを検討されるなか、お客様は次の内容を心配されていました。
・ガーゼカーテンに付属されている透明のシェルフックとの開閉の相性は?
・仕立てを天井付けにした際にワイヤー部分は隠れる?
スタッフである私が即答できれば完璧なのですが、今回はガーゼカーテンの製作元さんに事例写真やアドバイスをいただくことにしました。
その結果、無事設置完了。同じような仕様で検討されている方に役立つといいな、とご厚意で写真をお送りいただきました。お客様が製作依頼された内容とともに事例写真でご覧ください。
– 巾(横幅):164cm
– 丈(高さ):149cm
- 吊り方: 天井付
– 開き方:片開き(1枚仕立て
大きな掃き出し窓には片開き(1枚仕立て)でこちらの寸法を2枚ご注文。
– 巾(横幅):171cm
– 丈(高さ):219cm
– 吊り方: 天井付
– 開き方:片開き(1枚仕立て)
カーテンを閉じると少しワイヤーがたわみ、カーテン裾も少し床に擦れるそうです。その分、カーテン幅が短くなりがちなので少しオーダー時の寸法を数センチほど大きめに注文するといいのかも、と教えてくださいました。
ガーゼカーテン、うっすら外の景色が透けるくらいですが、気になる方はもう少しだけ厚い生地のシーチングカーテンがおすすめです。実際こちらのお客様も、場所によって使い分けているそうです。
吊り元の仕立て方ですが、正面付けですと天井に生地が当たりそう。結果、天井付けで良かったのだと思います。
当初心配されていた開閉性は?とお尋ねすると、全く問題ないとのご感想でした。きっと厚手のカーテンだと変わってくるかもしれません。
理想の納まりに対し、カーテンの特徴を最大限に生かしながら仕様をお決めいただけて私共も大変参考になりました。お客様の不安に対して、事例など情報をくださったガーゼカーテンの製作元である有限会社Rioの西川佳織さんについてもっと知りたい方はこちらのインタビューがおすすめです。
(豊田)