開放感のある美しい木組の天井と、無垢の杉板フローリング。写真を見ているだけで深呼吸をしたくなるような、心地の良い空間です。

「古いものを受け継ぐ暮らし」をテーマに、京都にある築90年の古民家をリノベーションしたお客さま。

日本の伝統的な木造住宅にモダンさが加わった住まいに、toolboxのアイテムをたくさんお使いいただきました。

キッチンの土間と繋がる、リビングダイニング。写真左上の小さな照明は『ソケットランプ 陶器  白マット』、テーブルは『幅はぎ集成材 パイン両耳付き』、床は『間伐材フローリング スギ12mm厚』です。

お客さま:
「ダイニングの照明を引き立たせるためにシンプルなソケットランプを選びましたが、引き立てるだけではなく、うまく調和が取れています。白い陶器の素材感は落ち着きがあり、古民家とも相性抜群です。

テーブルの天板は、もともと一枚板の大きな天板を探していたところこちらを見つけました。集成材でお手頃な価格ですが、耳付きなので一枚板の雰囲気を楽しめるところが気に入っています。

無垢のフローリングは肌触りがとても気持ち良ちが良く、いつも素足で過ごしています。秋冬になっても、暖かく過ごしやすいと聞いているのでこれからの季節が楽しみです。」

次はキッチンを見てみましょう。壁や素材の絶妙な色の組み合わせがたまりません。

レンジフードは『フラットレンジフード ステンレス』、壁のタイルは『フロストタイル 艶あり 二丁掛』、コンロの下の扉のつまみは『真鍮金物 つまみ六角柱』です。

お客さま:
「空間の邪魔をせずシンプルでなじみのよいフラットレンジフードは、おしゃれな見た目だけでなく、お手入れも使い勝手も満足しています。

レトロなトグルスイッチがこの家の雰囲気とあっていて、使うたびにカチッとスイッチを入れるのが楽しみです。

キッチンの油はねを気にしてタイルを施工しましたが、無機質なキッチンに可愛らしい要素が加わりお気に入りのスペースとなりました。」

土間とマッチする、モルタルのL型キッチン。こちらの扉にも『真鍮金物 とって浮六角』が採用されていました。

お客さま:
「経年変化を楽しめる素材として『真鍮』は我が家のテーマのひとつです。

元々扉には取手をつけない予定でしたが、縁起の良さそうな佇まいと真鍮のかわいさに一目ぼれでした。

六角形でカクカクしていて使いやすく、存在感はあまり出したくないけどきちんと味があり、扉の木と一緒にどのように育っていくのか楽しみです。」

キッチンの照明は、磁器に焼き付け塗装をほどこした『モデストレセップ Mサイズ E26 ブラック』と、手前はリビングにも使われている『ソケットランプ』です。どちらも主張しすぎることなく、空間になじんでいますね。

最後にご紹介するのはサニタリースペースに繋がる廊下です。窓側の白いカーテンは『ガーゼカーテン ギャザー スタイル』。黄色いカーテンの中はウォークインクローゼットになっているそう。

お客さま:
「ガーゼカーテンのふわっと包まれるような優しい光と透け感で、廊下が軽やかなイメージになりました。

実際の手触りもとても気持ち良く、ひだの細かいほうのカーテン選んだことで、ガーゼの柔らかな風合いをより一層味わえています。」

築90年という古民家を受け継ぐ暮らし。そこに自然となじむのは、経年変化を楽しめたり、シンプルだけれど少し表情のあるものなのかもしれません。

永く大切に住み続けたくなる、心地の良い空間事例をお届けしました。

(塩川)

そのほかにも住まいや暮らしのアイデアは、お客さまのInstagramからご覧いただけます。
@pinor_home

  • 「幅はぎ集成材 パイン両耳付き D850」は、販売を終了しました。

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