長手はずらりと窓が並び、明るく気持ちの良さそうな間取りのオフィス。壁で遮ってしまうのはもったいないので、木製室内窓押し出しタイプと木製パインドアガラスドアでつながりと適度な距離感を両立できるようにしています。

ここにはスチールの黒い建具がはまるのもカッコイイですが、木の素地の色味がシャープになりすぎず、ちょっと温もりがあるこのオフィスの顔になっています。

執務スペースは「角パイプフレーム脚」に天板はオイル塗装したシナ合板を載せたテーブルを島状に配し、天井のダクトレールには、「ライティングレールプラグE26 ソケット (WH)」に「白熱ボール電球白熱ホワイトボール95(E26)57W」を取り付けて全体をムラなく照らす明かりを作っています。

玄関の鉄扉を開けてしまうと常に外に解放されてしまうし、かといってドアを閉じてしまうと、来客の際に営業しているのかどうかが、伝わりにくくなってしまう……。

この問題に対応するため、玄関の内側に新しくガラスドアを制作されています。框部分の塗装は「アイアン塗料」です。

トイレには小ぶりな「コンパクト手洗い器スクエア」がぴったりです。

ここで使われているアイテムの多くは、住宅でもよく見かけるアイテムたち。

こんな使い方をすると素っ気なくなりがちなオフィス空間もちょっと親しみやすくなるんですね。

(小林)

紹介している商品

関連する事例記事

主役が映える、白の箱
主役が映える、白の箱
ツールボックス工事班が工事を担当した、オフィス改装サービス「skeleton & tools」をベースに改装したアートギャラリーの事例です。
玄関を柔らかく照らす
玄関を柔らかく照らす
ツールボックス工事班が工事を担当した、マンションリフォームの事例です。 玄関を明るくすることをメインに、使い勝手や雰囲気を向上させる部分工事を行いました。
偏愛と変化をおおらかに受け止める、築50年の“大きなおもちゃ”
偏愛と変化をおおらかに受け止める、築50年の“大きなおもちゃ”
30代夫婦のマンションリノベーション。ライフスタイルの変化に対応できる余白を残しつつも、お互いの好きなものをたっぷりと詰め込んだ、2人だけの秘密基地です。
「掃除が嫌い」だからこそ生まれた、“自分と猫の快適”を突き詰めたミニマル空間
「掃除が嫌い」だからこそ生まれた、“自分と猫の快適”を突き詰めたミニマル空間
愛猫と暮らす40代の男性がリノベーションした57㎡1LDKの住まいには、「掃除が嫌い」だからこその簡単にキレイを保てる工夫がたくさん盛り込まれていました。