家の中の、ここから見た景色が好き。そんな場所、いくつありますか?
空間のシーンのつながり、演出の仕方がお上手なお家をご紹介します。
リビングの一角にある、ご主人が好きなレコードとDJブースの置かれたコーナー。
レコードを詰めた棚の高さに合わせて、「木製室内窓」が設置されています。
窓から見えるのは、落ち着いたグリーンの壁を照らし出す、真鍮のブラケット照明。
まるで絵のように、室内窓の木のフレームが、玄関側の景色を切り取っています。
「この窓から見る玄関側の景色がお気に入り。」というお客様。
玄関側からリビング方面をみたのがこちら。
さきほどの真鍮の照明に合わせて、「メタルスイッチプレート」は真鍮をセレクト。
窓からは、お子さんが遊ぶ楽しげなキッズハウスが。仕事から帰ってきて、直接顔を合わせる前に子供の姿をちらっとのぞき見。いいですね。
リビングダイニングの壁の一角を照らすのは、「ボールライト」の乳白×ブラック。
「沢山フォトフレームを飾ろうと思っていた壁なので、シンプルなデザインの照明を採用しました。ほんわか照らしてくれている所が気に入っています。ダイニングの照明&ダイニングテーブルの中心線上についている所が密かなポイントです。」
とのこと。密かなポイントの箇所を見るために、ダイニングテーブル側にすすっと引いてみましょう。
壁や天井付けの照明は、空間全体で引いてみた時に、お互いケンカをせず配置されていることも大事なポイント。
最初から、この壁には、こういう演出をしたいと、想像が出来ているからこその、壁付け照明の演出アイデアですね。
かわいいアイテムで溢れるアトリエスペースには、「真鍮ソケットコード」が3連でぶらさがっていました。照明自体も、オブジェのように、この空間の一員として馴染んでいます。
最後に、照明演出ではないですが、窓辺の梁下に設置された「アイアンハンガーパイプ」。
ドライフラワーの脇に吊るされているのは、かわいらしいお手製キャノピー。これは子供が絶対喜ぶやつ!
お子さんがぬいぐるみと篭るスポットになっているそうです。
お客様は、グラフィックデザイナーで、デジタル工作機械のレーザーカッターを使ったお子様向けのワークショップなどもしている江村史子さん。
先ほど玄関の室内窓から見えた気になるキッズハウスなど、素敵な手作りアイテムは、Instagramでじっくりご覧ください。
ありがとうございました。
(来生)
- 「ボールライト 乳白×ブラック」は販売を終了しました。
江村史子さんInstagram
https://instagram.com/fmkemr