ご依頼くださったのは、約1年前にお家全体をリフォームされたというお客様。
機能的には満足していたため、その時はキッチン工事を見送ったものの、扉のくたびれが気になり始め、『キッチン扉交換』サービスに行き着いてくれました。
ゴミ問題への配慮から、ソーラーパネルや電気自動車などを暮らしに取り入れているなど、「使えるものは使い続けたい」というサスティナブルな考えをお持ちのお客様。
しかし新築時から約30年、長い間お客様の暮らしを支え続けてきたキッチンは、扉の水がかりが目立ち、建てつけもやや悪くなってしまっている状態でした。
交換する扉は、「ラワン合板」「シナ合板」「突板合板(オーク・チーク・ウォルナットの3樹種)」から選ぶことができます。
お客様が選んだのは、元々のキッチン扉の色味に近い、「突板合板(ウォルナット)」でした。
把手は既存のものを使っても良いですし、新たにお好きな把手を選んで取り付けることもできます。
今回お選びいただいたのは、シンプルな形状と金物ならではの素材感が特徴の『把手の金物 φ6 鉄』です。
ウォルナットの落ち着いた表情に、深みのある色合いの「把手の金物 φ6 鉄」が相まって、重厚感があるキッチン扉になりました。
完成したキッチンがこちら。
扉には水に強いウレタン塗装を施し、建てつけや引き出しやすさなども改善。使いやすさがぐんとアップしました!
慣れ親しんだ雰囲気のままリフレッシュされたキッチンは、スッとお客様の暮らしに溶け込んで、これからも活躍し続けてくれそうです。
現場からは以上です。
株式会社アングロ | ANGULO
toolboxの初期から活動を共にしてくれているオーダー家具屋、石岡鉄平さん。
デザイン性の優れた家具製作のみならず、現場での施工や空間デザインも手掛けています。
家具の郵送対応の場合は、全国ご相談可能です。