「本棚をつくりたいと思っていたけれど、すべて合板だとDIY感が強く出てしまう……」と考えていたお客様。既存の方立を使ったらどうかと検討していたところ、toolboxで「鉄の方立」を見つけていただいたそうです。
「鉄の方立」は、しっかりと棚板を支えながらも、I字型をしているので正面から見るととてもすっきりして見えます。そんなシャープな佇まいを気に入ってくださり、採用していただきました!
気になるこちらの本棚の構成は、3つの合板のハコの間を「鉄の方立」4枚ずつで支える形。存在感のあるハコとシャープな「鉄の方立」が合わさることで、ハコが浮遊しているような本棚になったのです。
合板でつくったハコの中は、雑誌などの大きめの本が入る寸法。無印良品のスタッキングチェストもぴったり収まるので、チェストを入れて、細々したものを収納しているそう。
「鉄の方立」の段には、背が低めの本を入れているとのこと。方立を仕切りとしても活用し、方立と方立の間をひとつのスペースとして、ジャンル別や作家別で収納。
このユニークな本棚のデザインは、お客様が自ら考えられたそうです。どのようにして思いついたのか伺うと、「ありきたりなデザインにならないよう考えているうちに浮かんだアイデアでした。本棚としての頑丈さを保ちつつ、アクセントになるようなデザインを考え、ハコと方立を交互に重ねて浮遊感があるような本棚を思いつきました」と教えてくださいました!
実際に使ってみての感想を伺うと「『鉄の方立』はとても薄いので、シャープな印象を与えてくれてとても気に入っています。本を入れると方立が本に紛れて目立たなくなるのも変化があっておもしろいなと思っています」とのこと。
そうなんです!単体では鉄らしくずっしりと存在感があるのですが、いざ本を入れるとすっと気配を消すんですよね。この商品の面白さを斬新なアイデアで、とても素敵に生かしていただき、ありがとうございました!