「家は住んでからが大切。」という思いから、栃木県那須塩原市で、夏涼しく冬暖かい、一年中快適な“超高気密・高断熱”の住宅を提案されているRAKUYAさん。
この度、「好きを詰め込むおもちゃ箱」をコンセプトに、移住者が心地よく暮らせるようにと区画全体が小さな街区となった8つの住戸が立つ分譲地を計画。
そのうちの一棟に当たるモデルハウスに、toolboxのアイテムをたくさん導入いただきました。都心からの移住者をターゲットにしたお家。どんなコンセプトのもと、どんなふうにtoolboxのアイテムたちが使われているのか。早速ご紹介していきます!
仕事と遊びが交差する。至るところで“ながらWORK”できる家
緑豊かな庭を囲むよう、くの字型に設計された変形平屋の住宅。大きな窓を通して外と内が緩やかにつながり、心地よい開放感が家の中を満たします。
自家製の野菜やハーブを育てたり、気の合う仲間を呼んでBBQをしたり。刻々と変化をする庭の様子を眺めているだけでも楽しめる、家の中にいながら自然と外に気持ちが向く環境です。
自然が身近になることで暮らしぶりが変わるのはもちろん、仕事に取り組む姿勢だって変わってくるような気がします。
たとえば、
アイデアを練る時には、庭を眺めながら開放的な環境で。
集中して作業したい時には仕事部屋に篭る。
ふと一息ついた時に目に飛び込んでくる自然にマインドがリセットされる。
都会の刺激とは異なる、自然がもたらす穏やかな刺激や遊びが閃きのフックになるような、遊びと仕事が共存する家にできたら。そんな思いから、家中に贅沢にワークできるスペースを散りばめました。
1. 外と中をゆるやかに繋ぐ、開かれたワークスペース
まずご紹介するのは、玄関からフラットに続く土間リビング。
扉を開け放てばそのまま庭とゆるやかに繋がり、家の中でありながら外にいるかのような気分を味わえる開放的なリビングスペースが広がります。素足で過ごしても靴のまま過ごしてもいい。高スペック住宅なので、足触りがひやっとすることもありません。
靴のまま通せる土間リビングなら、気軽にご近所の方をお誘い出来そう。他にも、外にいるかのような気分で仕事をしたり、ペットの遊び場にしたり。住まい手のアイデア次第で、様々な用途に活躍してくれそうなフレキシブルなスペースです。
続いてご紹介するのは、庭と繋がるインナーテラスのような多目的スペース。
お子さんの遊び場として、はたまた気分を変えて仕事をする場など、庭を眺めながらリラックスして過ごせる場所になっています。
2. 家の真ん中にドーンと構える、変幻自在なキッチンワークスペース
那須といえば、美味しい高原野菜が有名。都心と比べて家で食事をする機会もきっと増えるから、思う存分腕を振るうことができるようキッチンを広めに設置し、合わせて用意したのは、大きな可動式のキッチンカウンター。
子供と一緒にパンをこねたり、庭で育てた野菜の下処理をしたり、カフェの雰囲気さながら庭から摘んできたハーブを使ってご近所の奥様たちにハーブティーをふるまったり。家事の合間に仕事をするのにも重宝しそうなスペースです。
3. 篭って集中!仕事と遊びが共存する隔離されたワークスペース
エントランスに目を向けると、「おや?」と気になる玄関の正面のもう一つの入口。なんとこのお家、「離れ」があります。
車でちょっと行けば、キャンプや登山、SUPなんかも楽しめる。新しい趣味を始めるにはもってこいの場所だからこそ、納戸のようなこんな自由に使えるスペースがあれば、思う存分趣味を育てていけそうです。
母屋と隔離された環境で集中して作業ができるようにと、ラックの脇にカウンターを設置。お庭の景色を眺めて一息つけるよう、目線の高さに合わせて小窓を取り付けています。
他にもワークできる場所を随所に散りばめています。
自然に馴染む素材選び
使用する素材に関しては、なるべく自然に溶け込むよう、全体的にトーンを抑えた掠れたテイストで簡素にまとめつつ、随所に木やタイル、アイアンなど、表情豊かな味わい深い素材を取り入れ、上質感のある柔らかな雰囲気に仕立てています。
都会だとスペースが限られるので、 合理的に作るしかないこともしばしば。
ワークと一口に言っても、考えに思いをめぐらせたり集中して作業したり、向き合う姿勢は様々です。 ゆとりのある土地、自然の環境があるからこそ作ることができた遊び心溢れる、仕事と遊びが共存する住まい。
テレワークが浸透したおかげで、住む場所の選択肢が広がった今。働く環境について考えさせられる、そんな事例でした。
株式会社アルシス|RAKUYA
暮らしを「楽」にする住まいをコンセプトに、超高気密、高断熱住宅の”寒い冬は暖かく暑い夏は涼しく過ごせる”、Joy・kosシステムを採用した住宅を提案されている栃木県の工務店です。