ガーゼカーテンを通した柔らかい光が、年季の入った縁側を優しく包みます。
ここは街の小さな助産院。
民家を改装して作られたとのことで、施設な感じがせず、思わず「ただいまー」と言いたくなるような、いい意味で実家みたいな暖かな雰囲気です。

黄色いラグが敷かれた部分は待合とキッズスペース。
ピンクの体重計は妊婦さんが検診のたびに、この縁側で測定しているそう。

こちらは診察室から見たところ。
明るさを保ちつつ、外からの視線を遮れるガーゼカーテンはちょうどいいとのこと。
カーテンは和の雰囲気に合わせるのが難しいのですが、とってもマッチしていますね。

長押(なげし)には、ここで産まれた赤ちゃんの足型がずらり!

こちらは玄関。
真鍮が、レトロな雰囲気に馴染んで、まるで最初から取り付いていたかのよう。

以前はペンダントライトを、頭が当たらないように短くして使っていたそうです。
メタルシーリングライトは引っ掛けシーリングに取り付けられるので、「簡単にスッキリとした印象になりました!」と喜んでいただけました。

(竹沢)

  • 「メタルシーリングライト TYPE-BALL(真鍮)」は販売を終了しました。

紹介している商品

関連する事例記事

小さな平屋の真ん中に、木の天板のキッチンを
小さな平屋の真ん中に、木の天板のキッチンを
丘の上に建つ、小さな平屋のリノベーション。無垢の木と漆喰を使ったコンパクトな住まいの中心に据えたのは、木の天板が広がるキッチンでした。
「今、自分がしたいことをして生きる」ためのマンションリノベ
「今、自分がしたいことをして生きる」ためのマンションリノベ
実家を出て一人暮らしをしようと、中古マンションを買ってリノベーションした40代のお施主様。「今の自分がしたいこと」を一番大事にしてつくった住まいには、思うままに暮らしを楽しむ自由がありました。
「公園のようなオウチに住みたい!」娘の無邪気なオーダーから生まれた、庭と繋がる住まい
「公園のようなオウチに住みたい!」娘の無邪気なオーダーから生まれた、庭と繋がる住まい
今回ご紹介するのは、設計事務所に務められている建築家の自邸です。広い敷地を生かし、建物の手前と裏手にそれぞれ性質の異なる大きな2つの庭を持つ、小さなお家。戸建てならではの醍醐味でもある庭を楽しむための工夫や、小さいながらも柔軟に変化していける余白を残した間取りのアイデアを伺ってきました。
向こう側を感じたい間仕切り
向こう側を感じたい間仕切り
透け感あるガーゼカーテンを間仕切りとして使っていただいている事例です。