以前「要となる天井の木」と「増殖したキッチン収納」の記事でも紹介させていただいたこちらのお家。
家主のアイデアが光る「収納つくり」が特徴的なお家なのですが、今回は新たに収納のアイデアをいただきました。
以前紹介した収納アイデアも少しだけお見せしつつ、紹介していきたいと思います。
以前いただいた収納アイデア
この家の全体的な収納アイデアを感じていただければと思い、過去に紹介している写真も紹介していきたいと思います。
まずはキッチン。
キッチン収納では置くものの高さにあわせて調整できるように可動棚の『ウォールディスプレイパーツ』を使い、棚板を自由に配置。
住みながら棚板を増やしたりもしているそうで、それは可動棚ならでは。「ウォールディスプレイパーツ」を使いこなしていました。
洗面の収納には『棒棚受け』を活用。シンク下のデッドスペースをうまく使い、棒棚受け“3点”で棚板を支えています。
こちらも合わせて使っている収納ボックスを変えるだけで、収納力を拡張させていけそうです。
こちらはリビングの躯体壁につけられた飾り棚。『棒棚受け』を受けとして、太めな棚板を合わせることで印象的な棚が出来上がっています。
部屋の中のワンポイントとして活躍してくれそうです。
どれも、改めて見ても素敵な収納ですね。
さてさて、ここからが本題!そんな収納つくりが上手なこのお家からの新たなアイデアがこちら。
洗濯機上に用意された「身近な棚」
今回いただいたのは、洗濯機上の収納棚のアイデアです。
洗剤や洗濯ネットなど、細かいアイテムが実は多い洗濯機周り。大袈裟な収納はいらないけれど、このくらいの収納スペースが必要ですよね。
そして注目したいのは設置方法!何も考えないと奥の壁に棚をつけてしまう気がしますが、この家では左側の壁に棚受けを設置しています。確かに、このくらいのサイズの棚ですと、奥の壁だと少し距離があるので、取り出すときに少し手を伸ばさないといけないかもしれません。左の壁に設置することで、距離が近くなり、より取り出しやすくなっています。
なんとなく棚受けは後ろ側から支えるイメージがありましたが、左からでも良いですものね。柔軟なアイデアです。
また、こちらでも『ウォールディスプレイパーツ』を活用いただきました。
洗濯機やコンクリート壁、グレーのコンテナボックスなどグレーが多く使われている中で、「ウォールディスプレイパーツ」のブラケットの色も相性が良さそうです。シンプルなカラー構成ですっきりした空間ができあがっています。
最後に、棚に少し寄ってみると、もう一つのアイデアが隠されていました。
幅はグレーのコンテナボックスぴったりに棚板が作られていましたが、奥行きは実は深く、奥側にもコンテナが収納できるつくりに。普段使わないものをしまうにはピッタリなスペースです。
手前のコンテナが奥に行きすぎないようにストッパーが挟まっているのも丁寧な仕事です!
毎回アイデアが光る収納方法を教えてくださるお客様。これからも家がどう進化していくのか楽しみです!