本日は『足場板 15mm厚なめらか』と『フリーカット無垢材 ノースパイン(節有)』を事務所入り口に使用していただいた事例です。
お客様自身で作業されたときの感想をたくさんいただいたので、そちらも交えながら紹介していきます!
まずはビフォーがこちら。
25年以上殺風景だった事務所入り口の風防室を、「まず、床を貼り替え、絵を飾ってみたものの、やはり壁を雰囲気あるものにしたいと計画し、Instagramで見つけたtoolboxさんを東京に行った際に訪ねてみました。」ということで、壁面に使用できる材を見に、ショールームにお越しいただきました。
初めは『パイン古材』などもご検討いただいていたのですが、お客様がいらっしゃる場所での使用ということで、古材感が強すぎないか?お客様を迎える場所に適しているか?などをじっくりと検討され、『足場板』をご選択していただきました。
好きなテイストはしっかり持ちつつ、場所にあった雰囲気と程度、かかるコストや今後のメンテナンスなどを想定することが、素材選びには大切ですね。
実際の施工は、お客様自身でされたそうです。まずはドリルで穴を開けたそうですが、材質や下地の位置に悩んだそうです。
下地となる軽量鉄骨の位置を探すのに、下地センサーを用意したり、どうやって取り付けるのがいいのか試行錯誤されたとのこと。
最終的には、既存の壁の上から新たに木で簡易の下地を組み、そこへ『足場板』を取り付けていくことに。
既存壁の鉄骨下地にしっかりと木を取り付けるため、とても長いビスを使用したようです。
まずは『足場板』が取り付きました!
『足場板』の取り付け後は、さらに工夫を重ねてくださいました。
「下の部分を隠すために『フリーカット無垢材 ノースパイン(節有)』を購入し、『BRIWAX』で仕上げました。観葉植物を飾り、いい感じに仕上がったのではと思います。」
私も下の空いたスペースに関して相談に乗らせていただいたのですが、正直いい案を思いつけずにいたので、お客様のひらめきに「なるほど!」の一言。
出来上がりは絵を飾り直し、照明を当て、サイドに棚まで……!
棚にはCGアニメーション映像作成のための、オリジナルキャラクターのモックアップがディスプレイされています。
「実は少し足場板を斜めに貼ってしまったので横の棚との隙間が、若干まっすぐでないのが玉にキズですがもうやりかえる労力は考えられません。素人ならではの味ということで納得しています。(笑)」
こんなコメントをいただきましたが、自ら設置したからこその素敵な言葉だなと思います。
自分で編集した空間だからこそ、ちょっとの隙間は許せちゃう。
そんな優しくお客様をお迎えできる入り口になったと思います。
自分でやろうとすると、わからないことや、難しい壁にぶち当たりますが、それをクリアして出来た空間は本当に愛着がわきますよね。
そんな空間にtoolboxの商品を導入いただき、本当に嬉しく思います。
私もたくさん気づきのある事例でした!
お写真と多くのコメント、ありがとうございました。
(サコ)
- 「フリーカット無垢材 ノースパイン(節有)」は、販売を終了しました。
株式会社マルマス
創業1980年、スチール製品の検品梱包組立・花市場・3DCG映像制作
アーティストマネジメント・イベント企画運営・システム開発、など幅広く行っています。
住所:香川県善通寺市
http://marumasu-kagawa.com