そもそも、「カリフォルニアスタイル」とは。

今一度調べてみると、アメリカ西海岸を思わせ、海や白い砂浜をモチーフにした素材やカラーを取り入れたり、流木を思わせるような古材やヴィンテージ品を好むインテリアスタイル、とのこと。ライク・ア・カリフォルニアな南房総にある、こちらのコテージ。サーフスポットまでなんと徒歩1分の立地!そのサーフスポットも、波乗りたちには知られたグッドスポットとのこと。贅沢に海を堪能できるのは、ここの醍醐味です。

宿泊するとき、まずやっぱり気になるのはベッドルーム。こちらのコテージはワンルームの間取りで、閉塞感のないゆったりとしたベッドスペースになっています。

印象的な壁面は、大工さんによる造作とのこと。厚みを調整しながら、パズルをはめ込むように施工されています。樹種を織り交ぜながらバランスを見て組み上げられた壁面は、厚みの違いによる陰影の表情も相まって、こだわりとちょっとした遊び心を感じます。奥に見える収納の扉は、『木製パインルーバー折れ戸』を無塗装で採用いただいています。

床材は『足場板』をチョイス。ラフに、のびやかに貼られた足場板は、西海岸を思わせる南房総の雰囲気によくマッチしています。奥に光る3灯の照明は『ソケットランプ』のサクラ。高さ違いで設置されたソケットランプたちは、それぞれ少しずつ光の当たり方が違っていて、なんだかリズミカルで愛らしいです。

大きなクリアガラスが特徴のエントランスドアから見えるヤシノキ。お天気の良い日には、あえて室内の電気をつけずに木陰を堪能、なんていかがでしょうか。インドア派の私だったら、濃いめのアイスコーヒーを片手に、少しだけ窓を開けてぼんやりとしたいです。

そんなアイスコーヒーが似合うこちらのキッチン。『ミニマルキッチン』は、コテージのちょっとしたキッチンにもピッタリ。素材は、ステンレスをメインにすっきりとまとめています。

個人的ベストスポットは、こちらの洗面スペース。

ボウルは『スクエア洗面器』、天板には『モルタル天板』を。タイルは『ハニカムタイル』のマットホワイトに『古材の洗面ミラー』をプラスして…まさにtoolbox尽くし!な洗面空間。ほぼtoolboxのアイテムで構成されており、私もついテンションが上がってしまいました。

ちょっと手前味噌で恐縮なのですが……清潔感がありながらも、タイルや古材の素材感で、どこか温もりを感じることができます。どこかやさしくて心地のいい洗面空間だ、と思えるのは、高窓から入る光のおかげかもしれません。

こちらの魅力は室内だけに留まりません。庭にはファイヤーピットがあり、焚火やバーベキューを楽しむことだってできちゃうそうです。サーファーの方だけでなく、フィッシングやマリンアクティビティ好きの方、都会の喧騒から離れて自然を堪能したい方、気心知れた仲間と貸切空間でワイワイしたい方。様々なシーンにぴったりな貸別荘でした。ご採用いただきありがとうございます!

ナミハラシークレット

泊まってみたい!という方はこちらから

URL:https://namihara.jp/

三浦建設株式会社

自然豊かな南房総市に本社を置き、地域に深く根ざしている総合建設会社。

土地探しから建築工事、アフター対応まで、ワンストップでご相談いただけます。

南房総らしい、自分らしくのびやかな住まいになるご提案を得意としています。

紹介している商品

テキスト:ナイトウ

関連する事例記事

男性一人暮らし。ミニマムだけど住む人の個性を滲ませるキッチン
男性一人暮らし。ミニマムだけど住む人の個性を滲ませるキッチン
LDKの印象を左右するキッチンは、システムキッチンほど機能的に優れたものではないけれど、住む人のこだわりをさりげなく感じさせる存在でした。
限られた敷地で実現した、暮らしの機能と余白が織りなす豊かな暮らし
限られた敷地で実現した、暮らしの機能と余白が織りなす豊かな暮らし
キッチンや洗面、洗濯機置き場などの水回りを「ユーティリティ」としてまとめ、機能面積を節約。その分、大きな余白空間を設けることで、暮らしにゆとりと豊かさを生み出した事例です。
思い出残しのワンルーム
思い出残しのワンルーム
ツールボックス工事班が工事を担当し、東京R不動産と共同で企画した賃貸リフォーム事例です。
選び抜いたものだけと暮らす、「余白」を感じる住まい
選び抜いたものだけと暮らす、「余白」を感じる住まい
古い団地に多い「壁式構造」。間取りを変えられない中、暮らしに必要なものを徹底的に見直し、生活のあり方を再編成して生まれたのは、ギャラリーのような住まいでした。