1950年代に建設された、日本で最も古い鉄筋コンクリート造の建物である、『堀川出水団地』。
この団地にミニマルキッチンと足場板、ハンガーバー、ペーパーホルダーを導入いただきました。
“アートと交流”をテーマに、さまざまな取り組みが展開されている団地で、今回行ったリノベーションでは、既存のいいところは残しつつ、ベースとなる部分までをプロがつくりあげ、その後は入居者がDIYしたり、セレクトメニューから壁紙やタイルなどを選べるようにしたそうです。
入居者さんは事前に、理想の住まいのイメージを作り、プレゼンまで行いました。
具体的なイメージつくりと、イメージの共有により、リノベーション後の4部屋は住む人の個性を色濃く反映させた、素敵なお住まいに仕上がりました!
1つ目のお部屋は、薄く白に塗られた足場板の床と年季の入った柱をあわせ、味わい深い空間を演出していただきました。
足場板も塗料を塗りすぎると味わいがなくなってしまいますが、このように薄く塗ることで味わいは残ります。
他には、ミニマルキッチンとトイレ周りにペーパーホルダーとハンガーバーを使っていただきました。
2つ目のお部屋は鮮やかな紫の壁が印象的。
洗面周りの壁の質感は1つ目のお部屋と似ていますが、鉄から真鍮のハンガーバーになっただけで、また違った雰囲気を醸し出します。
3つ目のお部屋は黄色い壁とモルタルにクリア塗装をした床。
これだけでもなかなか印象強い空間ではありますが、さらには和な空間を設けているのが、アーティスティックな雰囲気に。
最後のお部屋には柄の壁紙を2箇所に使い、これまた和の空気を取り入れつつもパンチのある空間に。
どのお部屋も個性的であり、古くて良いものと新しいものが絶妙なバランスで組み合わさり、他の建物ではだせない魅力をつくりだしていました。
素敵な物件にtoolboxの商品を導入いただき、ありがとうございました!
- 「足場板 15mm厚さっぱり」は販売終了となりました。