リノベーションして広々としたLDK

壁式構造の団地物件を予算内で効果的に部分リノベーション。寝室や子供部屋・水回りはそのままに、リビングダイニングと収納のみに予算を注力しました。

Before:LDKに和室がついたプランでした。

構造以外の不要な壁はできる限り解体。元々和室だった床下地部分も解体して、リビング側と床のレベルの差を無くします。

無塗装のような、木材の素のままの表情を大切に、オイル塗装で仕上げたフローリングに張り替えました。窓の近くにはアイアンハンガーパイプで使い勝手も良く。

床は新規に置き床で下地を作り直して、和室だった空間もフローリングでひとつづきに。スティルオークフローリングで全体を貼り替えました。

Before:間仕切りがあって、床仕上も異なるため狭い印象を受ける。

After:開放的になったリビング。窓側にはデスクを置く想定で、棚受け金物を使って棚板を設置しました。

キッチンカウンターをプラスして、既存のキッチンのままでも雰囲気アップ。

長方形に細長いリビング部分には立体感が生まれるように既存のキッチン前にカウンターを造作。カウンターの側板・背板の仕上げにはクラシックリブパネルを使用し、現場で着色をしました。LDK空間の雰囲気に一役買っています。

天板はフリーカット無垢材 ブラックチェリーのT30mmをセラウッド塗装で。

カウンター横にはちょっとした日用品を置けるような可動棚も設置しました。キッチン本体は手をつけずそのままですが、カウンターと可動棚を新設したことで雰囲気も使い勝手も収納力もアップしました。

キッチンの正面壁にはスパイスラックとしてアルミラック を設置。

 

洋服以外にも子供のおもちゃや季節物なども入れられるサイズ感。床続きで見た目もスッキリとした印象に。

元々押入れだったところは大容量のクローゼットに。扉はオーダーフラッシュドア ラワン3枚を引戸に加工して設置。引戸の中には枕棚も設置して、空間を最大限活用できるようにしました。

Before:もとは和室の押入でした。

玄関はシンプルに。

玄関床は既存の長尺シートを剥がしてそのままクリア塗装したソリッドな仕上に。

必要なところだけやればいい。そんなメリハリのあるツールボックスらしい工事案件でした。

現場からは以上です。

TBK
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対応地域
東京23区および近郊

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担当:渋谷

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