見せたくないものは上手に隠す。
キッチン上のスペースを『スライスウッド』を使って仕上げた事例をご紹介します。
白い壁に、濃いめの木の色が空間を引き締めているキッチン。
収納スペースが豊富で使い勝手の良さそうですが、スライスウッドを使う前は空調のダクトが丸見えでした。
これは気になってしまいます。
それを隠すものが、下の三角形。
廃材で下地を作り、表面にスライスウッドを貼り付けて完成させてあります。
下地をコストのかからないもので作っているので、比較的手軽に作れるのがポイントです。
ちなみに、スライスウッドはオイル塗装してあります。
砂のテクスチャー感じる白い壁と相性が良い、深みを感じる風合いです。
そのキッチンですが、スライスウッド以外にも『棚受け金物』を使って幅の狭い調味料を置くのにちょうど良さそうな棚を作って頂いたり、
ステンレスのシンプルさが美しい『ハンガーバー』もお使いいただきました。
仕上げの段階でこだわりたい部分って多いと思いますが、貼り付けるだけで雰囲気の大きく変わる薄い木材は、幅広い使い道があります。
- 写真の「スライスウッド」は仕様変更前のものになります。現在販売しているものとはサイズが異なります。